『超集中力』~すぐに集中力を上げることのできる方法を紹介、
『超集中力』
Daigo/かんき出版/2016年5月27日
~感想~
人が集中する仕組みを紹介し、すぐにできる集中力を上げる方法や時間を掛けて集中力をあげる方法を紹介するなど本の組み立てが素晴らしいと思った。集中力という誰でも当てはまることで良いテーマを書くなと感心した。
~この本から学んだこと~
*特に重要だと思うところは色を変えました
・集中力の源は、額から2~3cm奥の前頭葉にある
・集中力の高い人は実は長時間集中しているわけではない
・ウィルパワー=思考や感情をコントロールする力
・日頃、無意識で行っている行為を「やらないよう」にするには高い集中力が必要
・前頭葉は「なにかをやる、やらない、望む」という選択や決断を担っている
・豊富な選択肢よりも絞り込んだ選択肢を提示したほうが成果に繋がる
・人は行動ではなく「意思決定」で疲れる
・無意識で行動する場合は小脳が使われる
・集中力の継続時間はすごい人で120分、でも一般的な人は30分
・もうちょっとやりたかった、もう少しやれたかなと思うところで作業を打ち切ると集中力は長続きする
・集中力は自由な時より制限のある時の方が高まる
・決断をしないで取り組める方が長く粘れる
・疲れを感じるのは防衛本能から脳が勝手にブレーキをかけるからだ
・人は概念をイメージさせる先行刺激に影響される
・水色は集中力を高める
・部屋が汚い=ウィルパワーを奪われるものが多くて集中力が低下する
・集中したい対象以外「なにもない場所」をつくることで集中力が高まる
・鏡は集中力を高めてくれるアイテム
・アイデアは天井の高さに比例する
・昼間に浴びるブルーライトは集中力、分析力、思考力を高める
・立っている時は座っている時より知能力や集中力、判断力も大きく上昇する
・脳は睡眠中も働き続ける
・亜鉛、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、葉酸、ビタミンE、ビタミンB6は集中力、思考力を高める
・水を飲まないと集中力と記憶力は落ちる
・1~2時間にコップ一杯分の水を補給するのが集中力を維持するための目安
・すべての能力を出し切らなければ達成できないレベルに一番集中力が高まる
・哀しみの感情を持っている時、冷静かつ公平な意思決定ができる
・長時間タスクを片付けられるのは習慣化してウィルパワーを使わないから
・持ち物を選択する機会を減らせば、集中力は高まる
・やるべき雑事こぞ即時はんだんすることが重要
・セルフハンディキャップ=やらなければならないことから逃げること
・机の周りに気を散らすものを片付けるスペースを確保することで集中力を阻害されない
・20分の軽い運動後3~4時間は認知能力、集中力、考察力は高まる
・公園など戸外の緑の中で5分、体を動かすことでリフレッシュ効果が得られる
・瞑想を1週間で累計3時間ペースを2か月以上続けるとウィルパワーは上がる
・睡眠の効果=神経細胞の補強、記憶の定着
・寝る前に覚えたことは余計な情報が入りづらく記憶に残りやすい
・バリュアブルスリーパー=訓練次第で必要十分な睡眠時間を変えられる
・睡眠の質は22時から2時までの眠りの深さで決まる
・体内時計のずれを調整するには体に「セロトニン」をためることが大切。セロトニンをつくるには、午前10時まで日光を20~30分ほど浴び、軽い運動をし、トリプトファンを摂取するのがいい
・朝の目覚ましは(騒がしい音)は脳に良くない
・パワーナップ=日中のウィルパワー回復に役立つ。15~20分寝ること
・ワーキングメモリーがいっぱいになると集中力が落ちる
・不安な気持ちを書き出すことで頭がすっきりする
・いきなり難しい問題や難易度が高い作業から始めるとすぐに集中力が落ちる
・朝起きてから2時間の間がもっともクリエイティブになる
・朝食後の30分はもっとも集中力が高まる上、自分をコントロースする力も強まる
・4:30は最も体温が低い、10:00は注意力が高い
・朝行うべき7つの行動
①早起きして朝食を食べる
②モチベーションの高まる言葉などに触れる
③朝日を浴びながら軽く運動する
④感謝の気持ちを書き留める
⑤「今日が最後の日ならどうすう?」という問いを立てる
⑥計画を10分以内に立てる
⑦短時間瞑想をする
・朝はインプット、昼はアウトプット、夜は復習し定着させる時間
・本当に集中したいなら90分が目安