『テンプル騎士団』

テンプル騎士団

佐藤賢一集英社新書/2018年7月18日

 

~感想~

 1000年代前半の時期にすでに銀行と同じような仕組みのもがあることということを知らなかったので驚いた。本の2章くらいまでは人名・地名が多く、同じような名前ばかりで分かりづらかった。テンプル騎士団がここまで有名になった理由が分かった。

 

~この本から学んだこと~

テンプル騎士団はどこにも属せず、独自の勢力を築いた

テンプル騎士団の強さ①量の多さ

テンプル騎士団の強さ②修道士で利益を考えず忠誠を誓っていること

テンプル騎士団はユニフォームを統一するなどしてチーム力を高めたから

テンプル騎士団は指揮者が有能でしっかりとした組織を作った

・寄付が減ったのを支部を増やすことで補った

テンプル騎士団は巨大なネットワークを築くことで成功

・安全な物流で信頼を勝ち取り、利益に繋げる

・フランスは消費税の導入によって収入を増やした

・1300年頃の欧州は皇帝と教皇が主導権を握り、国はほとんど力を持っていなかった

テンプル騎士団は先の展望が見えなくなったことによって滅びた