『1分間アドラー』~アドラー入門書、
『1分間アドラー』
桑原晃弥/SB Creative/2015年2月6日
~感想~
アドラーの考えを簡潔にまとめた本である。アドラーの考えを深堀して、なにかを考察するような本ではなく、アドラーが残した言葉を基にアドラーの考えを簡潔に紹介している。人によっては、アドラーの考え方は綺麗ごとのように感じてしまうかもしれないが、私は共感するところが多く、行動を改めたいなと思った。
~この本から学んだこと~
・この世界は完璧ではないから、この世界を完璧に近づけるように行動することが大切である
・一本の線を引く時、目標を目にしていないと最後まで線を引くことができないように、人生においても目標を持って生きるべきである
・大切なのは、自分の課題にしっかり対処し、他の人の課題の解決に貢献すること
・「もしも」は人生の嘘である
・劣等感は努力と成長への刺激である
・才能や遺伝をできない理由にしてはいけない
・努力なしで得た成功は滅びやすい
・人はお膳立てして成功するよりも、試行錯誤の末に手に入れた成功によって成長する
・子供を健全に育てる条件
①愛する
②自信を持たせる
③甘やかさない
④怖がらせない
⑤罰せずに誉める
⑥決定の自由を許す
・必要な3つの勇気
①不完全である勇気
②失敗する勇気
③誤っていることが明らかにされる勇気
・勇気は実践において学ぶことができる
・勇気は伝染する
・何でもできると考える前に、今自分が何をできるのかを考える必要があった