『スタンフォード式 最高の睡眠』~大きく睡眠の質は変わりませんでした、
『スタンフォード式 最高の睡眠』
西野精治/サンマーク出版/2017年3月5日
~感想~
睡眠は自分にとって生きていく上で非常に大事なものでいつも悩んでいたものである。寝れるなら長く寝たいが、他のことを考えると少しでも削らなければならない。そんな思いがあってこの本を手に取って読んでみた。書いてあることを何個か実践してみたが、劇的に睡眠の質が変わることはなかった。ちょっと良くなったのかなと思ったことはあったが、この本に書いてある知識のおかげなのかその他の要因が絡んだのかはわからない。ただ、継続することが大事なので、もう少し長いで考えていきたいと思った。
~この本から学んだこと~
・睡眠障害は世界で累計すると700億ドルの損失である
・最初の90分が深ければ深いほど最高の睡眠がとれる
・40分の睡眠負債の返済には毎日14時間の睡眠を3週間続けないと良くならない
・ショートスリーパー以外は最低6時間の睡眠が必要
・超一流の条件
①専門分野で成果をあげる
②専門分野を超えても見識が深い
③成功への普遍性を備えている
④卓越した行動力がある
⑤正しい情報収集能力と理解力を武器にする
・抽象的でよくわからない夢で目覚めるのは良い睡眠ではない
・口呼吸は睡眠の質を下げる
・最初の90分を深い睡眠にするには、寝る時間を一定にするのが良い
・深部体温が下がることが眠りへの入口である
・環境の変化に脳が反応すると不眠症になる可能性がある
・スマホのブルーライトは顔に近づけてじっと見るくらいでやっと影響を及ぼす
・スマホを使うことは交感神経(気分を興奮させる)の活動を上げる可能性があるので睡眠前は危険である
・通常就寝する時間の直前から2時間前後が寝にくい
・就寝時間をずらすのは1日1時間が限界。それ以外は睡眠の質が落ちる
・スリープサイクル(レム睡眠とノンレム睡眠の周期)は人によって違う。大体90分から110分の間
・スリープサイクルを考えたら、目覚ましを2つ設定して、どちらかで起きるのが良い
・メラトニン=体内リズムを整え、眠りを推進させる物質
・しっかり噛むことは睡眠、行動パターンに影響する
・夕食抜きは睡眠にとって百害あって一利なし
・冷やしトマトは体温を下げる効果があるから、寝る前に食べると良い睡眠に繋がる
・時差ぼけは、食事のタイミングを合わせると治りやすい
・ランチを食べることが午後に眠くなる理由ではない
・眠気に人種間の差はないと今のところ考えられている
・噛めば噛むほど目が覚める
・20分の仮眠でも、眠気では大きく影響する
・ブルーマンデー(月曜にやる気がでないこと)を防ぐには、土日に2時間以上睡眠時間を増やさないこと