『年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち』~投資の心得を学べる、

『年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち』

伊藤邦生/中経の文庫/2016年5月14日

 

~感想~

 今後株に投資をしたいと思っていたが、自分に「優位性」がないので投資しても安定はしないなと感じた。持っているお金をどう使うのかについて考えさせてくれる。

 ただ読んでいて著者が、投資案件を紹介する人が持ってくるものは大概罠があり、良い投資テクニックはあえて言わないと記しているのに、この本で不動産投資を推薦しまくっていることが気になった。そこで、著者のプロフィールをネットで検索したら、不動産投資をしている会社に勤めており、「やっぱりな」と思った。

 

~この本から学んだこと~

・多くの億万長者は質素な生活をしている

・億万長者はお金持ちアピールをしても、身を滅ぼすだけであることを知っている

・資本主義=もっといいサービスを作り、もっと稼ぎ、もっと働く社会

・企業は消費者がもっとお金を消費するように努力をしている。だからこそ、何も考えていないとついついお金を使ってしまう

・マイホームとマイカーを買うのが良いと思わせるよう社会になるように国は動いている

・お金持ちの法則①自分のために働き、自分のお金をつくる

・お金持ちの法則②自分のお金を働かせて、お金を生む

・お金持ちは不労所得で稼ぐ

・給料で生活を立てるには、一生働き続けないといけない

・優良な投資家は「10投資して、2、3が成功」

・投資にリスクはつきもの。だからこそ、損切りのポイントを決めリスクを最小限にする

・腹をくくってリスクを取ることも大事

・全体の株価の上下は40代半ばの人口に比例する

・株で勝つなら、今全く注目されたいない所に投資しないといけない

投資ファンドで働くプロでも成功と失敗は半々

サントリーマクドナルドは不動産業で儲けている

・投資の本質はゼロサムゲーム(プラマイゼロ)

・富を得ることは誰でもできないが、能力がないと維持するのは難しい

・不動産の良くないことは30年後に価値がなくなること

・無料で開催されるセミナーは単なる宣伝であり、いい話はない

・投資で成功するには「優位性」が必要

・本当に儲かる話は世の中に出回らない

・成功している投資家に対して、良い情報が回ってくる

・株は株価の推移で決めるのではなく、会社の良し悪しで決める

分散投資では資産はなかなか増えない

・投資に感情は持ち込んではいけない

・投資は自分で判断できなければギャンブルと同じ

・損をしたくない人は投資をするべきではない